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2007年06月 アーカイブ

2007年06月20日

最高のカツ丼理論の広告への応用。そして・・・ - なかむら手記 - 楽天ブログ(Blog)

かつて日本の推理小説の一ジャンルとして「新本格」というものがあった。 まだあるのかもしれない。 作家名でいうと、綾辻行人とか我孫子武丸とか有栖川有栖とか。 僕なんかは綾辻行人で入って、有栖川有栖の文体がダサくて読むのをやめた。 当時、その作家たちの議論の中で、 「カツ丼」を比喩に使って、 良いミステリとは何かを論じる一幕があった。 議論の筋はうろ覚えだが、 だいたいこんな感じ。 ・・・カツ丼のことを考えてみてください。 最高のトンカツを最高の玉子で最高のご飯の上にとじても、 「最高」のトンカツにはならないでしょう。 ミステリ(推理)小説もそれと一緒なんです。 最高のトリック、最高の文体、最高のキャラクターを合わせても、 けっして「最高のミステリ」にはならない・・・ と、まあなんとなく分かる。 確かに「最高」同士を掛け合わせても、 「最高」にはならないことはよくある。 野球で言うなら巨人とか。 サッカーで言うならレアル・マドリードとか。 CMで言うならdocomo2.0のCMとか。 高い金使ってつまらないCM 最高のクライアント、最高の代理店、最高のキャスト・・・ なのに、あれ? 不思議と最て・・・つまらない広告に。 どこが2.0? と、このように、いろんな業界に応用できるこの理論。 (似たような理論で、 将太の寿司の「最高の海苔巻き寿司理論」もあるのだが、 それはまた別の機会に) 今朝僕はこの最高のカツ丼理論にならって、 ある理論を構築した。 そう「最低のカツ丼理論」を。 最低のトンカツ、最低のご飯、最低の玉子・・・ それらを掛け合わせても、 決して「最低のカツ丼」にはならない! そのことに、直感的に気づいてしまったのである。 まずいモノを工夫して合わせれば、 ひとつづつ食べるよりはマシ。ということだ。 これは真理だ。 「あるイミ」最低のクライアント 「あるイミ」最低の代理店 「あるイミ」最低のキャスト・・・ なのに、あれ? 最低のCMをさっき見たような・・・ ・・・もう少し、サンプル数を集めて、 検証をがんばってみたいと思います。

2007年06月29日

クリアファイルtips - なかむら手記 - 楽天ブログ(Blog)

最近、クリアファイルでいろんな作業の管理をする方法を思いついた。 ■準備するもの ・ポストイットなど、アイディアやラフスケッチを描きとめている紙類 ・クリアファイル ・油性マジック ■管理する手順 まず、いつものように 適当にいろんな紙や切れ端やポストイットなどに、 思いつくままに、話しながら、書きなぐっていく。 (このとき、ポストイットに描いていると、後々、構造化がしやすい) そして、話やアイディアが湧き出るのが停滞し始めたら、 ファイリング作業。 その場にある紙類をかき集めてクリアファイルにぶち込むのだ。 こんな感じ。 file この上から、マジックでこのファイルをいつ作ってどんなものか というのを書き込む。 中に入っているメモに対して線などを引いて、 樹形図のようにして、構造化してもいいかもしれない。 ファイルの上から追記もできる。 ポストイットがいいよと言ったのは、 このときに、場所を張りなおして、再構築ができるから。 この方法だと、 参考資料のチラシなどやCD、なんかも一緒にファイリングできる。 そして透明だから、外から全体が一目瞭然。 みなさんもこのアイディア使ってみませんか? クリエイティブ・コモンズの名の下に、共有しましょう。 Creative Commons License この作品は、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。

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