本日ご紹介する商品はコレ!
ぱっと見、かわいらしいバドミントンのラケット。
そのファニーな絵柄に思わず顔がほころんでしまう。
しかし、ひとたび電源を入れると
この○ッフィーもどきは
恐怖のキリング・マシーンへと変貌する。
コレを見つけたのは近所のドンキ・ホーテ。
激安特価293円で手に入れた。
買ったからには試さなきゃと思い、
蚊を探して小一時間、フラフラと部屋をさまよっていると、
同じくフラフラと蚊が登場。
早速ラケットを振り下ろしたその瞬間、
バチン!という激しい音。
音とともに眼前に浮かぶ白い火花。
あとに残るのは、生き物が焼ける焦げ臭い香り・・・
そして、爽快感どころか後ろめたさ・・・
初めて万引きをした子供のように、
罪悪感にさいなまされる自分。
こんなことは他の人にはさせてはいけない。
あやまちを犯すのは自分だけでたくさんだ。
そう思い、たまたま在宅中の隣人に僕の後悔を伝えたところ、
「ちょっと貸してよ」と彼は言い、
夜中に玄関先でトチ狂ったようにラケットを振り回しはじめました。
部外者がみたら常人には見えなかったことでしょう。
下の住人(アル中)のことは笑えねえなあ。
彼のキメのセリフは
「ちっ、今日は獲物がいねえなあ」
もちろん、彼はラケットを借りて自分の部屋へと帰っていきました。
こんな生命をおもちゃにするような道具は
まったくもっていけない。