2009年03月05日

さかっち

新年いっぱつめのアイドルはコレ!
sakatch.png

http://ameblo.jp/sakai-hitomi/page-5.html#main
酒井瞳はアイドリングというアイドル番組に出演している。

まあ、おぼこい感じをウリにしているアイドル(と僕は思ってる)なんだけど、
その様子がブックにしろセメントにしろ結構心地よいのだ。

女の子の表情で好きなものがいくつかある。
なかでも、たまにまぶたが腫れぼったくなって、
眉間のあたりがむくんでるって時のフェイスがたまんなく好きなんだけど、
この子はよくそういう表情を見せる。

まるでそういう趣味や嗜好を理解しているかのように、
ブログの端々にそういう顔をのぞかせるのだ。

あなたもそんな表情が好きなら、
ぜひ彼女のブログにダイヴしてみるといい。
きっと、あなたの知らないあなたの趣味が見えてくるよ。

2009年03月02日

きょうのにゃんこ5 浅草橋界隈

きょうのにゃんこはこれ。

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浅草橋界隈と言えば、JR浅草橋駅から秋葉原駅へかけてのガード下の風景が有名だ。
別の構造が別のもの躯体になるというのは、地と図の関係がブレるようでおもしろい。

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かつて、京成線町屋駅から新三河島駅までのガード下でも、
似たような風景がみられた。
ただしこちらのガード下は、すでに移転、階層が進み、ほとんど駐車場となっている。

町が町として活気づくためには、
このような「どちらとも言えない領域」が必要なのではないだろうか。
昔の町はこのどちらでもない領域をはらんでいたような気がする。
たとえば、通りは広場でもあったし、子供達の遊び場でもあった。

単なる懐古趣味かもしれないけど、
「どちらでもない領域」がたくさんある方が、楽しそうでいいよね。

さて、この浅草橋ガード下だが、
今後JRの管理会社が賃貸を一旦引き上げて、(あくまで地元で聞いたウワサ)
改装なりなんなりしてまた貸し出し直すそうだ。
そうなったときにこの「どちらでもない領域」の存在が変化するのか、
また浅草橋が浅草橋たり得るのかが、見所だ。


そんなことを考えた。




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2009年01月18日

家捜し

友人とアトリエを探している。

条件は
・秋葉に近い
・都営新宿線からも遠くない
・安ければ安いほど良い
・自分たちで改装したい
といったような感じ。

こんな感じの物件をご存知であれば中村までご連絡ください。

今日見た浅草橋の物件はこれ

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築40年の米屋さん
先月までやってたというのが信じられないくらいボロボロだ。

この建築はもはや古木と一緒だと思った。
古木にはウロが開いていて動物が住んでいたりする。

開発された郊外なんかへ行くと、
畑や田んぼのが広がる光景の中にこんもりとした森があることがある。
広さで言うと、400mトラックくらいの広さか。
たいていは森の中に神社・仏閣があったりする。
農地用の平野として開発されたあとの土地に取り残されていると、
その存在感が目に留まる。

土地の人が残そうとしたのか
たまたまなのかはわからないが、
神社・仏閣だけでなく森まで残されるというのは、
建築が環境である森までを含むということなのだろう。

先日、多摩美の図書館に石上純也氏の話を聞きに行った。
2008年ヴェネチア建築ビエンナーレ日本館で展示された氏の建築のレポートだった。
写真はなぜかアイ・ウェイウェイのサイトでしか見つからなかった)

建築が環境にはみ出してきている作品なのだけど
とても薄いガラスで立体が構築されていて、
木立の中に溶け込むように意識されているのがわかる。

藤森照信なんかがタンポポハウスをやっていたり、
磯崎新の書籍では「道」に対する建築観を示していたりするのだけど、
さすがにここまで環境に溶け込んでいると建築かどうかも不安になってくる。
おそらくこのガラスが水平垂直の構造物じゃなかったら
「庭」になっていたことだろう。
コミッショナーの五十嵐太郎さんは
取材などでゼン・ガーデンとの関連性を尋ねられたそうだ。

僕は自分の作品や活動でジャンルの境目をあいまいにすることで、
言語や意味を拡張したいと思っているので、
石上氏の活動には非常に共感した。

子供のころ、背丈ほど伸びた田んぼの中に
ミステリーサークル状のものを作って秘密基地にしていたのを思い出した。
農家の人にものすごい怒られたけど。

先に挙げた神社・仏閣や藤森照信の例を考えると、
植物や樹木で環境を構築するのはこれまでにあるとも言えるので
今後は石上氏には洞窟建築とか作ってもらいたい。
もっと土っぽく。ね。

ちなみにここに住んでいた娘はこんな趣味があったようである。
こういうのが見れるのも古い物件のおもしろさ。
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2009年01月16日

きょうのにゃんこ4

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きょうの猫は不忍池で出会った。
野良なのに明らかにでっぷりとしている。
その態度はふてぶてしい。

「何かくれ」と言わんばかりに近づいてきて、
そばに居座っている。
きっといろんな人にすり寄っては、
えさをもらっているのだろう。

不忍池ではいろんな生き物を見ることができる。
冷たい池の中にいる鯉や
ぷかぷかと浮かんで寝ている鴨や
ワニガメも昔いたな。

人間は環境を自分に合うように変えて生きてきたわけだけど、
こういった動物たちは環境に合わせて生きている。
資源が枯渇していく中で人間がしぶとく生きて行くには
環境を変えるためのデザインではなく、
環境に合わせるデザインみたいなことを考えてみてもいいのかもしれない。


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2008年12月23日

Arduinoワークショップご参加ありがとうございました。

Arduinoは普通のデスクトップパソコンにはできない、 物理世界のセンシングやコントロールを可能にするツールだ
(MAKE:Japanより引用)

12月21日(日)に六本木のオフィスでワークショップをやりました。
講師には友人で作家の谷口君を招いて。

ワークショップしていただいたのは、
Arduinoというメディア・アート界隈で最近よく使われるデバイスについて。
Processingライクな開発環境とオープンなハードウェア、ソースコードで知られる、すごいやつです。

これがArduino本体。
ard_1.jpg
くわしい説明はMAKE:Japanに任せるとして・・・・

これまでとくらべて比較的簡単にハードウェア(センサなどのついた)からPC、Macなどを操作するとか、
逆にPC、Macなどからハードウェア(LEDやモータなど)をいじったりできるんです。

似たようなものに
GAINERというものがあるが、
GAINERとの大きな違いはArduinoは電源供給すればスタンドアローンで動くことだろうか。
GAINERは別のコンピュータなどがないと動作しない。
と言う認識でよかったっけ?
間違ってたらご指摘ください。

すばらしい時代になったものだ。
このワークショップは5時間ほどだった。
昔だったら、PICとかでやったりしたんだけど、
LED光らせるために何日も費やしたことがある。
情報リサーチとか、材料の手配やごにょごにょで。

今回は全くプログラムしたことのない初心者の方が3名いらっしゃたんですが、
みなさんLEDをぴかぴか光らせるところまで完了しました。

あとは谷口君に講師をお願いしたというところも今回うまくいったポイントかと思う。
やはり普段から演奏ライブをやっているだけあって、
アドリブというか現場での対応力がある。
すばらしい講師っぷりでした。

こちらは曲げセンサとかボリュームだとか近接センサとか
ard_4.jpg

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いじいじ

ほじほじ

ぴかーみたいな

飯沢さん
中田さん
加藤さん
菊池さん
中山さん
会田さん
どうもご参加ありがとうございました。

ard_2.jpg

今回のブログではダイジェストでお届けしましたが、
きちんとドキュメンテーションしたいと思っているので、
また今度くわしい話を。。。

2008年12月10日

イベントやります。 Xmix Vol.3

イベントやります。
忘年会気分でお越しください!

今回、僕は小柳くんといっしょにイベントの副音声をやります。
散歩の話、猫、ミスチルなどの話を朝まで話し続けます。
イベントの実況中継ももちろんあるよ。

聞きたい人はラジオを持ってカムヒア!
ラジオがなくても貸し出します。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 Xmas event!!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

もう12月… クリスマスが待ち遠しい!といっても
年末は忙しく、次から次へとバタバタすごしていませんか?
たまにはパーッと楽しく朝まで踊り明かしませんか?

Xmixも今年で3回目
今年もmixマスターたちがジャンルを超えたコラボレーション!
ダウンビートから185bpmまで一気に駆け上がるDJレースと
今回は噂のカレーブが参戦!
耳にも口にもほっこりやさしい空間がお待ちしております!!

さあ、クリスマスへのカウントダウンを一緒に楽しみませんか?
情報誌にも載っていない特別な空間があなたをお待ちしてます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


Xmix! vol3

music All mix!!!
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date 2008.12.13(Sat)
place warszawa fourth floor (吉祥寺駅 徒歩1分)
open 0:00-5:00
fee 2000yen with1drink
http://fourthfloor.sub.jp/index.html
マップはこちらにあります↓
http://www.atsumari.jp/tokidoki_mob.html
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■Music Selector
HE-LOW
MIKU
TAKASHI CHIYODA
and more…

■live Performer
psytech

■副音声とVJ
Koyanagi Junji
NAKAMURA Takayuki

■food
カレーブが作るカレー

~カレーブ~
初台を拠点に酔っぱらいながらカレーを作る女の子ユニット。
普段は仲間達にサイケで自由な空間を提供している。
合い言葉は『コクを出す。』
そろそろフジロックでコクを振舞う決意を固めているところ。

2008年11月10日

展示ご来場ありがとうございました。

遠くまでお越しいただいたみなさん、
ありがとうございました!

ちなみに先日お手伝いいただいた
江崎愛さんが展示をやっています。

ぜひ、足を運んでみてください!

SOSEKI展
http://www.soseki.info/artist.html
2008 年11月5日(水)~ 2008年11月16日(日)
場所:世田谷ものづくり学校

夏目漱石「夢十夜」:
幻想的なストーリーに熱烈なファンも多いこの小説は2007年に映画化され、今年で執筆100周年を迎えます。これを記念して、「我が輩は猫である」から「明暗」までの漱石作品をアーティストのフィルターを通してヴィジュアルに変換し、原作の魅力に迫ります。次の時代を担うアーティストによる斬新な漱石の解釈をお楽しみください。

参加アーティスト:
ADAPTER、IMAITOONZ、福井利佐、黒田潔、飯田竜太、白根ゆたんぽ、佃弘樹、姉川たく、現代美術二等兵、SYMBOLON、古内ジュン、友田威、HUDSON-POWELL、米持岳士、UPPER CUT、竜輝、ERICA×FUKAYA MISATO、おくむらさーこ、莇貴彦、前田光朝Uldoride×関紀子evarlasting sprout、坂川拓真、長嶋五郎(ゴンゴン)、上野雄次、前田麦、関悠美、ナカオ☆テッペイ、ウラタダシ、大山エンリコイサム as OEIL、JUN OSON、森井幾代志、U、たにつえりこ、江崎愛、松永 さち子 /paper by さいだともこ
文筆:大和田怜

開催:
2008 年11月5日(水)~ 2008年11月16日(日)
※月曜休館(月祝の場合翌休)
※11月9日(日)、11月16日(日)に製本ワークショップ開催。
詳しくはEVENTページをご覧ください。

時間:
11:00 - 19:00(最終日は17:00まで)

会場:
ID GALLERY、IIDエントランス

地図:
http://www.r-school.net/about/access.html
主催: 漱石パーラー parlor@soseki.info
総合ディレクター: 高松明子
プランナー: 小林香織
文筆: 大和田怜
助成: 大和日英基金
協力: IID

2008年11月08日

展示真っ最中

展示やってます!
明日まで!

http://www.netarts.org/dic08/at_front_08/index.html

前回、今回の展示ではみれないものがみれますと書いたが、
できあがってみたら自分でもみたことがないものをつくってしまった。

これがみれるのはなんと明日までですよ!おとく!
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展示を見に来てくれた高松さんと江崎さんどうもありがとう!
作品の一部で使っているバルーンをふくらませるのを手伝ってもらいました。
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2008年11月06日

展示のお知らせ

オバマ氏が米大統領選を制しましたね。

というわけで今年も町田版画美術館での展示をやります。
ぜひぜひお越しください。
今年は完全新作なので、見たことがないものが見れるのはまちがいありません。

http://www.netarts.org/dic08/at_front_08/index.html

maafDM.jpg

ちなみにDMは友人の泉谷和範さんにお願いしました。
素敵なグラフィックを生み出せる人です。

それではよろしくお願いします!


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MediaArt@Front! メディア・アート@フロント!Ⅱ 展
会期: 2008.11.8 (Sat) - 11.9 (Sun)
開場時間: 10:00 - 17:00
会場: 町田市立国際版画美術館 ハイビジョン・ホール (地図
主催: 町田市立国際版画美術館

近年、国際的なアート・フェスティバルでも評価の著しい、日本のメディア・アート。今回は、社会で活躍しながら、あるいは大学院での研究の傍ら、アート作品の制作も手がけている20代~30代のアーティストの方々5名を招いて、世界でも最先端のメディア・アートを体験していただけます。

2008年11月02日

今日もスイーツ(笑) 1

デザートや甘いものを「スイーツ」と読み替える行為を
スイーツ(笑)なんて言い方をして、揶揄している人が世の中にはいるそうだが、
スイーツって結構使いやすくて、響きがいい言葉だと思う。

「デザート」って言い方だとやっぱり、フレンチレストランなんかで
食事の終わり際に出てくるこじゃれた何かを想像させてしまって、
なんか堅苦しい側面がある。

どうしても、
すっごいパティシエが作った
一口いくらだよって感じのケーキとかチョコを
頂点としたヒエラルキをイメージしちゃって
なんか居心地が悪いんだよね。
高級志向っていうかなんというか。

かといって「甘いもの」だとどうしても安っぽいイメージを抜けきれない。
「なんか甘いもの食べたい」と言ったときに、
コンビニのお菓子とか、通りにあるクレープだとか、アイスをイメージしてしまう。

そこで「スイーツ」なワケですよ。

なんだろうこの高級なものもコンビニ菓子も巻きこんで、
それでいて上下関係のないフラットな不思議な響きは。。。。
スイーツって言葉一つで絶対的なデザートの牙城を崩してしまったではないか!

wikipediaのデザートの項によると、

イギリスやその他のイギリス連邦諸国では「 sweet 」「 pudding 」といった言葉がより使われる。ただ、この意味において「sweet」を使うものはイギリスでは、いくらか「 lower class 」(下層階級や労働者階級など大衆的な存在)と見なされる。主にイギリスではガムやあめ玉などの駄菓子の事を言う。

とあるが、そんな国はファッキンガム宮殿だ。

「sweet」だと侮蔑的な雰囲気もあるから、
それを日本語として取り入れて
カタカナ表記で「スイーツ」とするのはかなり天才的な発想だと思う。

ほら、こう考えると、
「スイーツ(笑)」の「(笑)」が
「侮蔑と嘲笑の笑い」から、
母親が赤ん坊に接するときに見せる
「この世に生まれてきたことを祝福するかのような笑み」に見えてきたでしょう?

スイーツ(笑)