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2008年11月 アーカイブ

2008年11月02日

今日もスイーツ(笑) 1

デザートや甘いものを「スイーツ」と読み替える行為を
スイーツ(笑)なんて言い方をして、揶揄している人が世の中にはいるそうだが、
スイーツって結構使いやすくて、響きがいい言葉だと思う。

「デザート」って言い方だとやっぱり、フレンチレストランなんかで
食事の終わり際に出てくるこじゃれた何かを想像させてしまって、
なんか堅苦しい側面がある。

どうしても、
すっごいパティシエが作った
一口いくらだよって感じのケーキとかチョコを
頂点としたヒエラルキをイメージしちゃって
なんか居心地が悪いんだよね。
高級志向っていうかなんというか。

かといって「甘いもの」だとどうしても安っぽいイメージを抜けきれない。
「なんか甘いもの食べたい」と言ったときに、
コンビニのお菓子とか、通りにあるクレープだとか、アイスをイメージしてしまう。

そこで「スイーツ」なワケですよ。

なんだろうこの高級なものもコンビニ菓子も巻きこんで、
それでいて上下関係のないフラットな不思議な響きは。。。。
スイーツって言葉一つで絶対的なデザートの牙城を崩してしまったではないか!

wikipediaのデザートの項によると、

イギリスやその他のイギリス連邦諸国では「 sweet 」「 pudding 」といった言葉がより使われる。ただ、この意味において「sweet」を使うものはイギリスでは、いくらか「 lower class 」(下層階級や労働者階級など大衆的な存在)と見なされる。主にイギリスではガムやあめ玉などの駄菓子の事を言う。

とあるが、そんな国はファッキンガム宮殿だ。

「sweet」だと侮蔑的な雰囲気もあるから、
それを日本語として取り入れて
カタカナ表記で「スイーツ」とするのはかなり天才的な発想だと思う。

ほら、こう考えると、
「スイーツ(笑)」の「(笑)」が
「侮蔑と嘲笑の笑い」から、
母親が赤ん坊に接するときに見せる
「この世に生まれてきたことを祝福するかのような笑み」に見えてきたでしょう?

スイーツ(笑)

2008年11月06日

展示のお知らせ

オバマ氏が米大統領選を制しましたね。

というわけで今年も町田版画美術館での展示をやります。
ぜひぜひお越しください。
今年は完全新作なので、見たことがないものが見れるのはまちがいありません。

http://www.netarts.org/dic08/at_front_08/index.html

maafDM.jpg

ちなみにDMは友人の泉谷和範さんにお願いしました。
素敵なグラフィックを生み出せる人です。

それではよろしくお願いします!


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MediaArt@Front! メディア・アート@フロント!Ⅱ 展
会期: 2008.11.8 (Sat) - 11.9 (Sun)
開場時間: 10:00 - 17:00
会場: 町田市立国際版画美術館 ハイビジョン・ホール (地図
主催: 町田市立国際版画美術館

近年、国際的なアート・フェスティバルでも評価の著しい、日本のメディア・アート。今回は、社会で活躍しながら、あるいは大学院での研究の傍ら、アート作品の制作も手がけている20代~30代のアーティストの方々5名を招いて、世界でも最先端のメディア・アートを体験していただけます。

2008年11月08日

展示真っ最中

展示やってます!
明日まで!

http://www.netarts.org/dic08/at_front_08/index.html

前回、今回の展示ではみれないものがみれますと書いたが、
できあがってみたら自分でもみたことがないものをつくってしまった。

これがみれるのはなんと明日までですよ!おとく!
memen1.jpg

mmem2.jpg

展示を見に来てくれた高松さんと江崎さんどうもありがとう!
作品の一部で使っているバルーンをふくらませるのを手伝ってもらいました。
2222.jpg

2008年11月10日

展示ご来場ありがとうございました。

遠くまでお越しいただいたみなさん、
ありがとうございました!

ちなみに先日お手伝いいただいた
江崎愛さんが展示をやっています。

ぜひ、足を運んでみてください!

SOSEKI展
http://www.soseki.info/artist.html
2008 年11月5日(水)~ 2008年11月16日(日)
場所:世田谷ものづくり学校

夏目漱石「夢十夜」:
幻想的なストーリーに熱烈なファンも多いこの小説は2007年に映画化され、今年で執筆100周年を迎えます。これを記念して、「我が輩は猫である」から「明暗」までの漱石作品をアーティストのフィルターを通してヴィジュアルに変換し、原作の魅力に迫ります。次の時代を担うアーティストによる斬新な漱石の解釈をお楽しみください。

参加アーティスト:
ADAPTER、IMAITOONZ、福井利佐、黒田潔、飯田竜太、白根ゆたんぽ、佃弘樹、姉川たく、現代美術二等兵、SYMBOLON、古内ジュン、友田威、HUDSON-POWELL、米持岳士、UPPER CUT、竜輝、ERICA×FUKAYA MISATO、おくむらさーこ、莇貴彦、前田光朝Uldoride×関紀子evarlasting sprout、坂川拓真、長嶋五郎(ゴンゴン)、上野雄次、前田麦、関悠美、ナカオ☆テッペイ、ウラタダシ、大山エンリコイサム as OEIL、JUN OSON、森井幾代志、U、たにつえりこ、江崎愛、松永 さち子 /paper by さいだともこ
文筆:大和田怜

開催:
2008 年11月5日(水)~ 2008年11月16日(日)
※月曜休館(月祝の場合翌休)
※11月9日(日)、11月16日(日)に製本ワークショップ開催。
詳しくはEVENTページをご覧ください。

時間:
11:00 - 19:00(最終日は17:00まで)

会場:
ID GALLERY、IIDエントランス

地図:
http://www.r-school.net/about/access.html
主催: 漱石パーラー parlor@soseki.info
総合ディレクター: 高松明子
プランナー: 小林香織
文筆: 大和田怜
助成: 大和日英基金
協力: IID

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